普段、デスクワークばかりしていると、どうしても背筋が曲がって猫背の姿勢になりやすいですよね。
猫背の姿勢が続くと見た目に恰好悪いだけでなく、恐ろしいことにバストが垂れ下がってしまう危険性があるんです!
猫背を矯正し、バストアップを目指すには、【広背筋(こうはいきん)】という背筋の筋肉を鍛えることが大切。
今回は、広背筋とバストアップの関係性や、広背筋の鍛え方について、クローズアップしちゃいます!
背筋を鍛えると胸が大きくなる?
「胸を大きくするには、大胸筋を鍛えると良い」というのは、有名でよく聞きますよね?
一方、今回のテーマである【広背筋】はあまり耳慣れない筋肉ですが、バストアップを目指す上で、避けては通れない筋肉なんです。
まずは、背筋とバストの関係について説明しますね。
背筋と胸との関係について
背筋が曲がった猫背の姿勢だと、バストは小さく垂れているように見えます。
猫背のとき、背筋の筋肉である広背筋は縮んだ状態。(逆に姿勢を正して背筋をピンと張ると、広背筋は伸びます。)
広背筋は、骨盤の上から肩まで広がっている三角形状のかなり大きな筋肉です。デスクワークやスマホの見過ぎなど背中が丸まった状態が続くと、広背筋が長い時間縮んだままになり、その状態で固まってしまいます。
筋肉は、しっかり動かされず縮んでしまうと、筋肉の動く範囲が狭くなり周囲の血流が悪くなることで、脂肪がつきやすくなります。広背筋が衰えて、縮んだり硬くなったりすることは、バストが垂れ下がることだけでなく、背中にお肉がつくことにもつながってしまうのです。
前を見ると胸が垂れていて、背中を見るとブラの上にお肉がのってるなんて…オバサン体形一直線です!(私も他人ごとではないです…)
大胸筋だけを鍛えると胸が垂れてしまう!?
ちなみにバストアップに効果的と言われる大胸筋をどんなに鍛えても、広背筋が衰えたままだと、まったく意味がないんです!
それどころか、大胸筋を鍛えれば鍛えるほど、胸が垂れてしまう可能性も…これは、猫背によって両肩が前のほうにズレてしまう『巻き肩』状態のせいなんです。
大胸筋のエクササイズに『合掌のポーズ』といって、両手を胸の前でピッタリくっつけて数秒キープするというものがあります。このポーズを巻き肩状態になっている方が行うと、さらに肩の位置が前にずれてしまい、巻き肩がさらに悪化してしまうことも。
巻き肩を矯正して猫背から脱却することが、バストアップの第一歩になります。
広背筋を鍛えてバストアップ!
硬く縮んでしまった広背筋も、鍛えることで再び伸び縮みするようになり、筋肉の動く範囲も広くなります。代謝もUPして背中のぜい肉も落ちやすくなるという嬉しい作用も♪
また、先程お伝えした巻き肩状態が改善し、背筋がしっかり伸びるように。背筋が伸びることで、垂れていたバストもピンっと上向きになります。
それだけではなく、背中のお肉が減ることでアンダーバストが細くなる効果も期待でき、メリハリのある美乳に近づくことができるのです。
背中でブラから、プヨっとはみ出るぜい肉(いわゆる『ハミ肉』)に悩んでいる方、広背筋を鍛えたくなってきませんか?
広背筋の鍛え方 女性におすすめ家でもできる♪
それでは、広背筋を鍛えるための簡単なエクササイズをご紹介します!
タオルで☆広背筋トレーニング
①フェイスタオルを1枚、用意します。
②背筋をしっかり伸ばしてまっすぐ立ち、タオルを肩幅より広めに持って、頭の上に上げます。
③両ひざを少し曲げます。
④両ひざを曲げたまま(角度は固定)、股関節を軸にして、上半身を前に倒します。この時、背中は絶対に曲げてはいけません。
⑤タオルが首の後ろに当たるまで、ひじを引きます。
⑥タオルが首に当たったら、ひじをまっすぐ伸ばします。
⑦腕が伸びきったら、上半身を起こします。
⑧②~⑦を10回繰り返します。
普段、ストレッチをしない方は、まずタオルを持ったまま手を頭の上に上げるだけで、背中がピンっと伸びて気持ちいいと思います。
さらに②~⑦を10回繰り返しただけで、背中や肩のコリがほぐれて軽くなりますよ。
時間にして5分もかからりませんし、家でテレビを見ながらでも簡単にできますので、ぜひやってみてください。
まとめ
日中、長時間にわたってパソコン操作に携わっていたり、電車の中や帰宅してからも、暇さえあればスマホをいじってる。
パソコンやスマホを見ていると、どうしても姿勢が悪くなって、気づいたら歩いてる時も猫背…。
ドキッとしちゃう方、多いですよね?
一度猫背の姿勢がクセになると直すのは簡単ではありません。しかし、大切なのは毎日の生活です。普段の姿勢から背筋を伸ばすことを意識したり、エクササイズを日々の習慣にしてみることから始めませんか?
小さなことを積み重ね、キレイな背中と美バストを手に入れましょう!